Cutieroid Project

造形と技術を極め2次元キャラクターフィギュアのような人型ロボットをさらに一歩先へ進化させることを目指すプロジェクトである。ロボティクス技術、メタバース技術アニメ文化、AI技術の融合により動きの美知能表現サイバーフィジカル的な体験など今までない感動実現することを目指す、新世代2次元キャラクターエンターテインメントプロジェクトである。

Autonomous Humanoid Figure
(AHF)

AHFとは、「自律Autonomous」する「人型Humanoid」の「キャラクターフィギュアFigure」という意味ロボットである。
Cutieroid Projectが目指す新世代2次元キャラクターエンターテインメントを実現するために、展開している。

インタラクションできる美しい2次元キャラクターロボット

AHFはロボティクス、造形・設計、メタバース技術、AI技術を駆使した日本にしかできない美と知融合させたフィギュアである。互換性のある装飾や機能パーツのカスタマイズにより、外見や機能を好みに合わせたAHFを簡単に作成することができる。また、インタラクティブ技術の実装によって、AHFに人格を付与することで、バーチャルではなく、実体持つことを生かした特別体験を作り出すことを目指している。

コンテンツクリエイターに最適

より美しい外形と動きを実現するためには、クリエイターが作品やツールを思い通りに実現することができる開発環境が重要である。そのため、AHFは多くのクリエイターが盛んに利用するゲームエンジンを開発環境に採用し、表情操作、ヒューマノイドアニメーション、IKなどの簡便な実装を実現している。また、AHFはCGで使われている3Dキャラクターアニメーションを直接利用することで簡単に動かすことが可能である。他にも、センサー、やカメラ情報を利用した、リアル環境とのインタラクションによって、バーチャルでは実現できない新しい体験の実現を目指している。

研究開発に適したプラットフォーム

よりよい動き、知能、そして環境適応性を兼ね備えたロボットを開発するには、継続的に学術研究を行わなければならない。そのため、研究開発に適したプラットフォームが必要である。AHFはこれまで、ソフトの面では、便利なプログラミングAPI電流制御位置制御速度制御全身IK Rig制御などを実装してきた。ハード設計の面では、モジュール化のデザインにより、各パーツ低いMODAPS点数で高速組立、分解することが可能なメンテナンスしやすい設計にこだわった。さらにGPUを搭載した制御用PCによりAIの学習(深層学習、強化学習など)を導入することができ、より高い知能、自律判断、動作生成能力を実現可能である。このようにAHFのプラットフォームはHRIロボット動作生成、身体化学習、遠隔操作、サイバーフィジカルシステムなどの研究開発に適するプラットフォームである。